■伊豆ヶ岳・子ノ権現 2023年11月19日



 そんなワケで、
 伊豆ヶ岳から子ノ権現まで縦走してきました。
 伊豆ヶ岳までは何回も行ってるんですけど、子ノ権現まで歩くのは今回で2回め。
 コースタイム7時間超えのロングコースになります。

 06:41 飯能駅
 07:18 正丸駅

  

 下山後に温泉に行きたいので4時起きでできるだけ早い到着の電車で登山口のある正丸駅へ向かいます。
 今回は目的地が水曜木曜が定休日なので珍しく日曜日に行動してます。ホントは人多いから嫌なんですが。

  

 正丸駅を出て右手に登山口へ通じる下り階段があります。
 線路をくぐるトンネルを抜けて集落を抜けて登山口へ向かうわけですが30分近くかかる上、
 結構な坂道なのでいいウォーミングアップになります。

  

 途中の馬頭尊のところから長岩峠へ登る登山口がありますけど、こちらは道が悪いのであまりオススメしません。
 もう少し先へ進んで民家の脇から正丸峠へ向かう登山口があるのでこっちから行きます。

  

 沢沿いの雰囲気のある登山道を行きます。
 ゆるい上りで整った道を行くので実に快適。

  

 50分ほどで正丸峠へ到達しますが手前の階段が急なので結構しんどいかも。
 正丸峠には奥村茶屋がありますが時間が早過ぎて流石にまだ営業してませんでした。
 まだ中腹ですけど、結構良い眺め。

  

 店の裏手から登山道に戻って伊豆ヶ岳を目指します。
 心地よい風の吹いている快適な尾根道を歩いていくわけですが、
 途中のいくつかのピークの前後では結構しっかりした登りがあります。
 一部道が荒れている部分もあるのでトレッキングポールがあるといいですな。

  

 伊豆ヶ岳の手前にある男坂はなかなか登り応えのある鎖場になっています。
 見た目からすると凄い難所に思えますが、ゆるい傾斜があって足場も多いので見た目ほどではないです。

  

 ただし結構な高さはあるので転落や落石には十分な注意は必要。
 軍手だと滑るので滑り止めのついたグローブあったほうがいいですな。

  

 全体像こんな感じ。
 子供なんかも登ってるの見るので気をつけていけば特に難しいこともないです。

  

 登りきった地点からの眺めがなかなか良いです。
 渋滞しやすいポイントでもありますけど前後の人との間隔には注意したいところ。

  

 登った先から山頂へ向けて尾根を歩きますが途中の大きな岩が道塞いでますが、
 これの上に登るのが正解ルート。右手に巻くのはNG。道ないです。
 日曜日なせいかすでに結構な登山者が居て、この岩の上のせまいところで、
 たむろしてダベってる高齢者集団には辟易。こういうことあるから日曜日は避けたいのよね。

  

 伊豆ヶ岳の山頂へ到着。
 だいぶ飛ばしてきたのでさすがに少し疲れたのでここで大休憩。
 カップメンでエネルギー補充。
 山頂付近は紅葉がいい感じでちょっとほっこり。

  

 といっても先は長いのでぱぱっと食事を済まして出発。
 いきなりがっと下がりますが道がゆるい急斜面なので注意。
 落ち葉で滑りやすくなっててコンディションなので慎重に。

  

 ここから子ノ権現までいくつかのピークを登ったり降りたりしながら、
 尾根道をずーっと歩くコース。

  

 ピークの手前では結構ガッと登るんですがまあ登りの区間は短いのでそんなキツくもないです。
 ただ距離がながーいので休み休み行きましょう。
 ただ俺は先を急ぐので休憩なしでひたすら歩く!

  

 途中でデカいアンテナがあるところやピークの地点にはベンチ等があるので休憩にはいいポイントかも。
 天目指峠まで歩きやすい道が続くので快適。

  

 天目指峠ではいったん車道に出ますが、ここから愛宕山、子ノ権現へ向かう道は急登。
 手前の道路になんか建物あるなトイレかな、と思ったらただの東屋でした。道中トイレないのがなあこのルート。

  

 愛宕山への登りは根っこだらけの急登なんですがコースの終盤にくるので結構しんどい!
 1回目の時はここらヘンで足つりそうでしたけど、鍛えたおかげで今回は大丈夫でした。

  

 愛宕山までくると後は子ノ権現へ向けて下るだけ。
 道が急なので注意しつつ下っていきます。

  

 子ノ権現の裏手に出るので脇を抜けて境内へ。
 途中に謎の白い手のでっかいモニュメントがありますが…ナニコレ?

  

 道中かなり飛ばしたのでかなり時間を巻いて子ノ権現へ到着。
 境内には名物のでっかい鉄のわらじが。

  

 トイレや自販機、軽食を出す店は境内を出た道路沿いにあります。
 店はなんていうか営業してるのが不思議なほど寂れてるんですが、
 食事もできるようで。ただ目的はこのさきのうどん屋さんなのでぐっとガマン。

  

 駐車場を通り過ぎて道路を下る途中で吾野駅へ向かう山道が。
 子ノ権現から吾野駅まで1時間半ほどですがその途中にうどんの名店「浅見茶屋」があります。

  

 ここにくるのが今日の目的でした。
 到着したのがちょど12時頃。休暇村の日帰り温泉の受付が14:30終了なんですが、
 これなら余裕で温泉も楽しんで帰れる!とこの時は思っておりました…

  

 なんと、うどんにありつけるまで2時間待ちとは…日曜日に行動するのはこれだから!
 汗びっしょりで日陰になってるせいで震える寒さの中2時間がホントにしんどかった…

  

 名物の肉汁うどんは品切れになってしまったので、田舎汁うどんと天草きなこ黒蜜アイスを堪能。
 うどんはコシがあってホントに美味かった…けど、もう一度2時間並んで食べるかと言われると躊躇われるかな…
 ちなみに、水不足の影響で12月からは週3の営業で日曜日も休業になってしまうそうで。

  

 店を出たのが14時過ぎなので休暇村の温泉には完全に間に合わないため、諦めて吾野駅へ。
 吾野駅までは山道みたいなところも通りますが基本的には林道みたいなところを進むだけなのですんなり到着。
 吾野駅からは顔振峠へ繋がるハイキングコースもあるので、いつかそっちも行ってみたいかな。







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