■湯河原 城山・幕山 2023年03月07日から03月08日



 そんなワケで、幕山に登ってきました!
 暖かくなってきて梅が見頃ということでほんとは先週あたりがベストだったんですが、
 都合がつかずこのタイミングに。

 赤羽からJR東海道本線 熱海行の電車に。
 新幹線使っても30分も変わらないので普通列車。
 まあそれでも2時間かかるのでグリーン車使おうかなと思ったんですが、
 平日は仕事で使う人でグリーン車満席なのな!座れねえ!!(笑
 まあ東京まで行ったら席空いたので座れましたが。

  

 そんなわけで2時間足らずで湯河原に到着。
 直通で2000円くらいで到着するので行こうと思えば凄く行きやすい。
 数日前は寒さが厳しかったのに、ぽかぽか陽気で良い天気。

 湯河原駅から幕山まではバスが出ているのですが、幕山だけ登るのでは物足りないので、
 湯河原駅からハイキングコースを辿って徒歩でアクセスすることに。

  

 駅を出て左手方向に歩いてマンションの前の坂を登って、線路をくぐる高架下を目指すんですが、
 そこまでの道標とかないのでちょっとわかりづらいかも。Googleマップなんかで見たほうが無難。

  

 この辺りは蜜柑農家がとても多いので歩いてるとやたら蜜柑や伊予柑が落ちてます。
 畑の横に無人販売所とかあるんですけど、流石に荷物になるので袋入りで買うわけにもいかず。
 1個とか2個で買えれば休憩中のビタミン補給に良かったかもしれないのになあとか思ったり。

  

 トンネル抜けて住宅街の中の坂を登っていくわけですがここからは細かく道標があるので迷う心配はなし。
 数日前は結構寒かったのでインナーの上に厚めのフリースとか羽織ってきてたんですけど、

  

 日差しが強くなってきて暑いくらい。というか結構坂がキツイなこの町!なんなら前半一番キツかったのここかも。
 蜜柑畑の横を抜けていくと山の中の林道に入っていきますが基本ずっと舗装された道。
 脇道にある山道を見逃さずに、自ら分け入っていかないとずっと道路歩く感じになります。

  

 かぶと石の標識から斜面上がって山道に入ることができますが、
 なんのことはない大きな石があるだけ、ってここで引き返しちゃったんですけど、
 実は石の脇を通ってまだ道が続いてたのね…ぜんぜん気がつかなかった。

  

 まあ結局その道もまた舗装された道に戻るのですが。
 駅から1時間ほどで城山公園内に。ようやく舗装された道から開放されてハイキングコースらしく。

  

 とはいえすぐに頂上に到着。
 標高560mほどですが遮るものがないので眺めはむしろ幕山よりもこっちのが上。
 残念ながらトイレや水場はないのでそこは注意が必要。

  

 頂上の広場から反対側に抜け、しとどの窟方面へ。
 少しの間だけですが気持ちの良い尾根道を歩けます。すぐ舗装された道にでちゃいますが。

  

 30分ほど歩くと車でアクセスできる景観地、椿台展望台に行き当たります。
 展望台下に公衆トイレがあるので非常にありがたい。ただ城山の山頂からのが眺めいいので展望台はそんなでもないかな。
 展望台の前を抜けて奥へ進み、トンネルを抜けると、しとどの窟の入り口。

  

 結構な急坂を折り返しながら降りていくんですけど、柵や地蔵が倒れまくっててそこそこ荒れてる…
 わざわざ駐車場やトンネルつくってアクセスできるようにされてる割には管理はあまり良くないみたい。

  

 源頼朝が石橋山の戦いに敗れて平氏から身を隠した洞窟ってことらしいのですが、
 洞窟ってほど奥行きもなく、身を隠すのはしんどいのでは…?でも水場もあるしアリなのかな。
 乱立されてる灯籠や石仏は後から建てられたものだろうし、あんまり歴史というか雰囲気を感じないんだよなあ…

  

 一旦戻って手前の分岐から、幕山方面へ。
 ここからやっと登山らしくなってきます。
 地図には細い道が続くとありますが、里山のよくある感じの道。
 それほど難しいところもなく下りなのであっという間に下山。
 というかこっちから登ってくる人のが多かったような。

  

 しとどの窟から1時間もせずに幕山公園に到着。
 公園内を歩いて登山口へアクセスしますがお昼時なのでまずは腹ごしらえ。
 梅祭りということで、屋台がたくさん出てる!

  

 サーロイン丼が990円、安い!!お肉が柔らかくてこの手の屋台モノにしてはちゃんと美味。
 梅ソフトクリームなんかも気になったけどそれは下山後のお楽しみということで。

  

 幕山の梅林はこんな感じ。
 満開を過ぎて数日前の強風と雨で結構散ってしまったけどまだまだ見頃。
 平日だけど天気も良いので結構な人手でした。

  

 梅林の中の道を上に登っていくんですけど、ところどころ満開の梅もあって良い感じ。
 まったりしたいところですが、帰りのバスの時間もあるのでキリキリ登ります。

  

 途中ベンチがあってちょっと人だかりがあったんですが、
 見上げると岩に張り付いてロッククライミングしてる人を眺めてたのね。

  

 ここはロッククライミングのメッカでもあるそうで、いつ行っても登ってる人たちがいるようで。
 梅林の終点から先は、普通の登山道になりますが、何回か折り返しながら頂上までほぼ直登の、
 あまり面白みがない道、というか西陽にずっと照らされるので暑い!夏場は遠慮したい山ですな。

  

 頂上までは1時間ほど。特に難所もないのでさっくり到着。
 残念ながら木立に囲われてるのであまり展望はありません。木々の間からかろうじて海が見える感じ。

  

 コーヒーを入れて一服したら、そそくさと下山
 30分ちょいで下山できてしまったので予定よりだいぶ早く予定を消化。
 梅ソフトクリームをキメた後、バスで湯河原駅まで移動。1時間に2本のバスがあるのですが、
 梅祭り中は頻繁に臨時バスが出ているようですぐ乗れました。

  

 実は直前まで予定決められてなかったので湯河原では宿がとれなかったので、
 隣の熱海へ移動。電車で一駅なので10分もかからないです。
 せっかくだし湯河原で温泉入っておきたかったんですが駅近にはあんまり温泉ないのよね。
 調べてる間にちょうど電車もきたので熱海に移動してしまうことに。

  

 駅から10分ほど歩いて今日の宿へ。
 海の方を目指して坂を下る感じで海岸沿いの通り。
 ギリギリでも食事付きで予約とれたありがたいお宿、サンミ倶楽部別館さん。

  

 小さいホテルですが温泉だし一人でも泊まれて大変助かる。
 すぐ前が海なので眺めは最高、通り挟んですぐそこにコンビニもある!

  

 温泉は、小さいけど露天と内風呂が時間で男女入れ替え制。
 海が眺められるのはなかなか。熱海特有の塩分があるお湯。カラダが凄く温まる特性があるそうで。

  

 露天から海が見えますけど夜景も素晴らしい。
 山の上の熱海城も見える!

  

 さてお楽しみの夜の食事。
 併設のレストランで食事できるのですが、ここはアジフライが名物だそうで。
 アジフライとアジのお刺身の半々の食べ比べセットを注文。
 チェックイン時にどれにするか尋ねられるんですが、普通に追加注文も可。
 で、このアジフライが大変美味。肉厚な上にふっくらしてて生臭さや苦味がまったくなし!
 アジフライってこんなだっけ…となるくらい美味い。まあ一尾1000円するだけありますな…

  

 お腹が減りすぎていたので定食を完食した後、天丼を追加で注文。
 こちらも大変美味しゅうございました。

  

 翌朝もここで朝食をごちそうになりましたが焼き魚が3種類から選べるので、
 ここでもアジを選択。油がのって肉厚で非常に食べごたえがありました。
 他にも色々気になるメニューはあったんですが流石に食べきれないので、
 いつかまた来たときのお楽しみかなあ。

  湯河原 城山・幕山 2日目の日記に続く。







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